【この記事の作成・監修】
- 記事監修:前原 信太郎(薬剤師 / 西洋と東洋のハイブリッド視点・疲労ケア特化)
- 記事監修:石川 満理奈(薬剤師 / 女性の健康・胃腸ケア特化)
※詳しいプロフィールは記事の最後に記載しています。
「入社式の時はあんなにハキハキしていたのに、最近なんだか顔色が悪い」
「欠勤はしていないものの、些細なミスが増え、モチベーションが落ちているように見える」
4月も中旬を過ぎ、ゴールデンウィークが近づくこの時期。人事・総務ご担当者様や、現場で新入社員を指導するメンターの皆様は、若手社員のこんな変化にハッとさせられたことはありませんか?
いわゆる「5月病(環境変化による心身のコンディション低下)」のサインかもしれません。
年々採用コストが高騰し、人材獲得競争が激化する昨今。多大な時間と費用をかけてせっかく採用した新入社員が、入社数ヶ月で調子を崩し、早期離職してしまうことは、企業にとって絶対に避けたい課題です。
本記事では、心と体のバランスケアに精通した2名の薬剤師が、「5月病」が起こるメカニズムと、現場で見逃してはいけない初期サイン、そして離職を未然に防ぐための企業側の対策について詳しく解説します。
なぜ「5月病」は起きるのか?人事が知っておくべき3つの原因
新入社員の元気がなくなると、現場からは「少し気が緩んでいるのでは」といった声が上がることがあります。しかし、多くの場合それは本人の甘えではありません。主に以下の3つの原因が複雑に絡み合って起きています。
① リアリティ・ショック(理想と現実のギャップ) 入社前に抱いていた「こんな仕事ができるはず」という期待と、実際の業務(地道な研修やルーティンワーク)とのギャップに直面し、モチベーションが低下してしまう状態です。
② 新環境での「過剰な適応」による疲労蓄積 「早く職場に馴染まなければ」「期待に応えなければ」と過度に気を張りすぎることで、知らず知らずのうちにエネルギーを消耗してしまいます。ゴールデンウィークの連休で緊張の糸がプツンと切れたタイミングで、一気に疲労が押し寄せてきます。
③ 春特有の気圧変化と「自律神経の乱れ」 3つ目の原因について、薬剤師の前原先生は「体の内側のメカニズム」からこう指摘します。
専門家コラム:前原 信太郎 薬剤師
調剤薬局で西洋医学にも長く携わってきましたが、春先の『検査では異常がないけれど、なんとなくダルい・朝起きられない』という不調は、西洋医学だけでは根本的なカバーが難しい領域です。
東洋医学の視点では、春は寒暖差や気圧の変化で体内の『気』が上りやすく、自律神経のバランスが乱れやすい季節。
そこに新しい職場という強い緊張状態が加わることで、気の巡りが滞ってしまいます。これを単なる甘えとして放置すると、長期的なプレゼンティーズム(生産性低下)に繋がるリスクがあるため、未病の段階でのケアが不可欠です。
手遅れになる前に!現場メンターが見逃してはいけない「5つの初期サイン」
メンタルの不調は目に見えにくいため、周囲が気づくのが遅れがちです。「休職・退職」という最悪の事態を防ぐには、現場のメンターや上司が以下の「日常の些細な変化(初期サイン)」にいち早く気づくことが重要です。
- サイン1: 挨拶の声が小さくなった、目線を合わせない
- サイン2: 以前は楽しそうに話していたのに、表情が乏しい
- サイン3: これまでなかったようなケアレスミスが続く
- サイン4: ランチの量が減った、お弁当を残すようになった
- サイン5: 朝から疲れた顔をしている、眠そうにしている
特に注目すべきは「食欲」と「睡眠」です。
専門家コラム:石川 満理奈 薬剤師
極度の緊張状態が続くと、体は常に戦闘モードになり、リラックスを司る副交感神経が働きにくくなります。その結果、一番最初にダメージを受けやすいのが『胃腸』と『睡眠』です。
『お弁当を残すようになった』『なんだか寝不足の顔をしている』といった変化は、心のSOSが体(胃腸)に現れた証拠です。
この『病気ではないけれど、明らかにおかしい(未病)』の段階で、いかに優しく寄り添えるかが定着率の鍵になります。

企業ができる5月病対策の鉄則:心理的安全性の確保と「ナナメの関係」
では、これらのサインに気づいた時、企業はどう対応すべきでしょうか? 「最近元気がないけど大丈夫?」と真正面から聞いても、新入社員は「大丈夫です」と答えるしかありません。重要なのは以下の2つのアプローチです。
① 公式な「面談」ではなく、非公式な「雑談」でガス抜きをする 会議室での1on1面談は緊張を伴います。評価を気にせず、業務の合間に「ちょっと疲れたね」とポロっとこぼせるような、心理的安全性の高い「雑談の場(ガス抜き)」を意図的に作ることが重要です。
② 利害関係のない「ナナメの関係」への相談窓口 直属の上司(タテ)や同期(ヨコ)には、自分の弱みを見せにくいものです。だからこそ、他部署の先輩や、社外の専門家など、評価に直接関わらない「ナナメの関係」を持つことが、新入社員のセーフティネットになります。
現場の負担を増やさず、自然なケアを実現する「東洋心美」のアプローチ
とはいえ、人事や現場のメンターが「雑談の機会を増やし」「ナナメの関係の相談役も担う」というのは、ただでさえ忙しい業務において現実的ではありません。メンター自身が疲弊してしまう「共倒れ」のリスクもあります。
そこで、法人向け福利厚生サービス『東洋心美』が、この課題を仕組みで解決します。
対策① 雑談のきっかけを作る「お茶の場」の提供 オフィスに東洋心美の「オリジナル薬膳茶」や、自然な甘さでホッとできる「なつめ」を設置してみてください。休憩スペースでお茶を淹れる時間が、上司と部下の自然な会話のきっかけを生みます。「このお茶美味しいね」という日常の会話から、自然と心を開きやすい環境(心理的安全性)を構築できます。
対策② ナナメの関係として寄り添う「プロのオンライン支援」 スマホ(LINE)を使ってスキマ時間に漢方の専門家にコンディションの相談ができる『嶺耀堂(れいようどう)』をご用意しています。 病院に行くほどではない「未病」の段階で、利害関係のない第三者(薬剤師)に悩みを吐き出せます。一人ひとりの体質を分析し、最適な漢方ケアを直接ご自宅にお届けします。
よくある質問(FAQ)
新入社員のメンター期間(最初の半年間)など、対象者を絞って導入することは可能ですか?
はい、可能です。
『東洋心美』では、御社の課題やご予算に合わせて「新入社員とメンターのみ対象にする」「まずは特定の部署だけでスモールスタートする」といった柔軟なプラン設計が可能です。
現在、病院で処方された薬(西洋薬)を飲んでいる社員でも利用できますか?
ご利用いただけます。
嶺耀堂のオンライン相談では、西洋薬の知識にも精通した薬剤師が対応いたします。現在服用中のお薬をお伺いした上で、飲み合わせを考慮した安全なご提案をさせていただきます。
まとめ:採用した大切な人材を「環境の変化」で潰さないために
新入社員の「5月病」は、本人の甘えではなく、自律神経の乱れや新しい環境への過剰適応によるものです。
「病気になってから対処する」のではなく、東洋医学の知恵を借りて「病気になる前に優しくケアする(未病ケア)」仕組みを取り入れてみませんか?
新入社員が安心して力を発揮でき、現場のメンターも負担なくサポートできる。そんな温かい組織づくりを『東洋心美』が全力でサポートいたします。
まずは、お気軽に資料請求・無料相談をご利用ください。
お問い合わせ
「まずは特定の部署だけで試したい」
「休職者が多いので太陽堂メインで導入したい」
など、御社の現状やご予算に合わせた最適なプランをご提案いたします。
詳しい料金体系や導入フローについては、お気軽にお問い合わせ、またはLINEに登録して頂き
「無料のサービス紹介資料をダウンロード」してご確認ください。
前原 信太郎(薬剤師)


【西洋と東洋のハイブリッド視点で、原因不明の疲労を解決】
経歴・実績: 調剤薬局で6年間勤務。伝統漢方研究会にて複数回の学術発表(2017年・2021年・2025年)。
企業様へのメッセージ: 調剤薬局での経験から西洋薬の知識にも精通しており、現在病院のお薬を服用中の従業員様でも安心してご相談いただけます。
西洋医学だけではカバーしきれない「検査では異常がないけれど、なんとなくダルい・疲れる」といったプレゼンティーズム(生産性低下)の要因に対し、治療の選択肢を広げ、多角的な視点からアプローチします。
石川 満理奈(薬剤師)

【働く女性特有の不調や、ストレス性の胃腸トラブルに寄り添う】
経歴・実績: 薬学部卒業後、調剤薬局に勤務。得意疾患は胃腸疾患・不妊症・婦人科・耳鼻咽喉疾患など。
企業様へのメッセージ: 私自身も過去に胃腸の不調を漢方で克服した経験があります。
「毎月の重い生理痛(PMS)で有給を消化してしまう」
「更年期のゆらぎで業務に集中できない」
といった、パフォーマンスを低下させる女性特有の不調や、ストレスからくる胃腸トラブルに対し、実体験に基づいた親身なサポートで従業員様のQOL(生活の質)向上に貢献します。










