【この記事の作成・監修】
- 記事監修(人事視点):武田 隆芳(漢方薬局 嶺耀堂 薬剤師 / 元人事部長)
- 記事監修(医療視点):林 泰太郎(漢方薬局 太陽堂 薬局長 / 薬剤師)※詳しいプロフィールは記事の最後に記載しています。
「現場の成績もトップクラスで、部下の面倒見もいいエース社員が、突然休職してしまった…」
「管理職に業務が集中しており、明らかに疲弊しているが、本人は『大丈夫です』としか言わない」
人事や経営層の皆様にとって、会社の大黒柱である「プレイングマネージャー(現場業務と管理業務を兼任する管理職)」のダウンは、業績に直結する最も恐ろしいリスクの一つではないでしょうか。
特に新入社員の配属や異動が多いこの時期、若手のフォローに追われる中間管理職の負担はピークに達しています。しかし、責任感の強い彼ら・彼女らほど、限界を超えるまでSOSを出しません。
本記事では、元人事部長と漢方のプロフェッショナルが、40代〜50代の管理職が陥りやすい「隠れ疲労」のメカニズムと、企業が見逃してはいけない危険なサイン、そして組織として取り組むべき根本的なサポート策について解説します。
なぜエース社員ほど不調を隠すのか?「気力」の限界と組織の課題
上層部からのプレッシャーと、現場(部下)からの突き上げ。上と下から挟まれる「サンドイッチ状態」の中間管理職は、常に強い緊張状態に置かれています。なぜ彼らは限界まで不調を隠してしまうのでしょうか。
専門家コラム:武田 隆芳(元人事部長 / 薬剤師)
人事部長時代、最も恐れていたのがエース級管理職の突然のダウンでした。
彼らは非常に責任感が強く、『自分がやらなければ部署が回らない』『部下に弱みを見せられない』と、ギリギリまで周囲にSOSを出しません。
20代・30代の頃の成功体験があるため『気合いでなんとかする』という思考になりがちですが、40代を過ぎると体力的な回復力が追いつかず、ある日突然『プツン』と糸が切れてしまいます。
エースの疲弊を『本人の頑張り』に依存して放置することは、企業にとって最大の経営リスクになります。
危険信号!見逃してはいけない「隠れ疲労」の3つのサイン
本人が「大丈夫」と言っていても、限界が近づいた体には必ずサインが現れます。特に、ストレスをダイレクトに受ける「胃腸」と、回復の要である「睡眠の質」に注目することが重要です。
専門家コラム:林 泰太郎(漢方薬局 太陽堂 薬局長)
現場の最前線で戦うプレイングマネージャーの方は、常に戦闘モード(交感神経優位)が抜けず、リラックスモードへの切り替えがうまくできなくなっています。その影響が一番早く出るのが『胃腸』と『睡眠』です。
夜お酒に頼って無理やり眠ろうとしたり、日中エナジードリンクを何本も飲んでエネルギーを前借りするのは、東洋医学的に見ると『穴の空いたバケツに水を注ぎ続けるようなもの』です。いくら寝ても疲れが取れない、というのは根本のエネルギーが枯渇している深刻な未病(みびょう)のサインです。
【比較表】ただの疲れか、危険な「隠れ疲労」か
現場の人事や役員が日頃の様子からチェックできるよう、目安となる比較表を作成しました。
| チェック項目 | 通常の疲れ(一過性) | 危険な「隠れ疲労」(蓄積型) |
| 睡眠の質 | 休日に長く寝ればスッキリする | いくら寝ても体が重い、夜中に何度も起きる |
| 食と嗜好品 | 食欲はあり、美味しく食べられる | コーヒーやエナジードリンク、お酒に依存しがち |
| 感情の波 | 多少のストレスは翌日に持ち越さない | 些細なことでイライラする、または感情の起伏がない |
| 休日の過ごし方 | 趣味や外出を楽しむ余裕がある | とにかく横になっている、何もする気が起きない |

企業ができる対策:気合に頼らない「引き算」と「仕組みのケア」
プレイングマネージャーの隠れ疲労に気づいた時、「少し休めよ」と声をかけるだけでは根本的な解決になりません。企業として以下の仕組みを取り入れることが不可欠です。
① 業務の「引き算」と、若手ケアの分散
まずは、特定の管理職に集中しているタスクを棚卸しすることです。特に新入社員のメンタルフォローなどは、直属の上司だけで抱え込ませず、メンター制度を活用して「ナナメの関係」に分散させるなどの工夫が必要です。
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② 病院に行く時間がない層への「ウェルネス投資」
「なんとなくダルい」「疲れが抜けない」という未病の段階では、多くの管理職は忙しさを理由に病院へは行きません。だからこそ、会社側から「手間をかけずにコンディションを整える仕組み」を提供することが、最高のリスクマネジメントになります。
多忙なプレイングマネージャーを救う「東洋心美」のオンライン支援
責任感から休むことができず、病院に行く時間すらない。そんな日本のプレイングマネージャーを支えるために、法人向け福利厚生サービス『東洋心美』は生まれました。
対策① オフィスで自然にエネルギーを補う環境づくり
コーヒーや栄養ドリンクの過剰摂取は、胃腸を疲れさせ、一時的な興奮をもたらすだけです。オフィスに東洋心美の「オリジナル薬膳茶」や「なつめ」を常備することで、休憩時間やデスクワーク中に、体の内側から優しくコンディションを整える環境を作ることができます。
対策② スマホで完結。専門家による「オンライン漢方相談」
多忙な管理職の最大の味方となるのが、LINEでスキマ時間に専門家に相談できる『嶺耀堂(れいようどう)』です。
- 病院の待ち時間ゼロ: 通勤電車の中や、夜の自宅からでも、薬剤師に現在のコンディションをLINEで相談できます。
- 専門家による根本ケア: 一時しのぎではなく、薬剤師が一人ひとりの体質や「隠れ疲労」の根本原因を分析し、最適な漢方ケアを提案。ご自宅に直接お届けします。
よくある質問(FAQ)
会社の健康診断で「経過観察」の項目がある社員でも、オンライン相談を利用できますか?
はい、ご利用いただけます。東洋心美のオンライン相談(嶺耀堂)は、特定の病気の診断・治療を行うものではありませんが、薬剤師が現在の体調や生活習慣を丁寧にお伺いし、日常のコンディションを整えるための最適なサポート(生活習慣のアドバイスや、体質に合わせた漢方のご提案)を行います。
対象者を「課長職以上の管理職」など、一部の社員に限定して導入することは可能ですか?
東洋心美のシステム上、特定の社員様のみにアカウントを発行しスモールスタートすることは可能です。
ただし、導入費用を税務上の「福利厚生費」として計上する場合、原則として全従業員が利用できる状態(機会の平等)である必要があります。
そのため、特定の層に限定したい場合は「全社員対象の制度としつつ、まずは管理職に積極利用を促す」形や、福利厚生ではなく「管理職向けの健康管理プログラム(研修費など)」として別科目で運用するなど、御社の就業規則や経理規定に合わせた安全な導入スキームが必要です。
まとめ:会社を支える大黒柱を「仕組み」で守る
プレイングマネージャーのダウンは、現場の混乱だけでなく、彼らが育成していた若手社員の連鎖離職(休職ドミノ)を引き起こす引き金にもなります。
「気合いと根性」で乗り切る時代は終わりました。
会社の要であるエース社員が、心身ともに健やかに、持続的にパフォーマンスを発揮できるよう、東洋医学の多角的な視点を取り入れた「東洋心美」のウェルネス・サポートを導入してみませんか?
まずは、お気軽に資料請求・無料相談をご利用ください。
お問い合わせ
「まずは特定の部署だけで試したい」
「休職者が多いので太陽堂メインで導入したい」
など、御社の現状やご予算に合わせた最適なプランをご提案いたします。
詳しい料金体系や導入フローについては、お気軽にお問い合わせ、またはLINEに登録して頂き
「無料のサービス紹介資料をダウンロード」してご確認ください。
林 泰太郎(漢方薬局 太陽堂 薬局長 / 薬剤師)


【休職危機を救う、根本改善のプロフェッショナル】
経歴・実績: 2015年に『漢方薬局 太陽堂』を開局。伝統漢方研究会にて多数の学術発表(2015〜2025年)。
開局10年を迎えた太陽堂は今も1ヶ月の平均来局数は900名を超え、お客様にご愛顧いただいている太陽堂の漢方薬剤師です。
企業様へのメッセージ: 調剤薬局勤務時代に「西洋の薬だけでは治療が難しい病気の壁」に直面した経験から、「働く人が抱える深い悩みや慢性不調を根本から治し、笑顔を取り戻したい」と漢方を追求してきました。
メンタル不調や原因不明の体調不良など、休職リスクのある重度のお悩みに対して、確かな実績と高度な専門知識でスムーズな職場復帰と離職防止を牽引します。
武田 隆芳(嶺耀堂 監修 / 薬剤師・元人事部長)

経歴・実績: 病院で4年、調剤薬局で8年勤務。西洋・東洋医学の両方に精通。企業と学生を繋ぐ「やくフェス(100名規模)」を随時主催。
企業様へのメッセージ: 私の最大の特徴は、薬剤師でありながら「人事部長」の経験を持つことです。
企業側が抱える「人材定着・健康経営の課題」と、従業員側の「会社には言い出せない心身の不調」の両方を深く理解しています。
多忙なビジネスパーソンやリモートワークの社員様でも気軽に相談できるオンライン漢方相談を通じて、組織と従業員を繋ぐ懸け橋となります。










