【この記事の要点】
- 10月の下期スタート前後は、上期の疲れと新しい目標が重なり、社員が失速しやすい時期です
- この「折り返し疲れ」は、マラソンの折り返しで足が重くなるのと同じ。やる気より体力の問題です
- 会社ができるのは「目標の渡し方」「面談の分け方」「異動後の見守り」の3つです
- 入口は職場に置く漢方の常備箱、本命は希望者が使う相談窓口。費用の目安は月30,000円〜です
「上期はあれほど頑張っていたのに、10月に入って急に元気がない」
「下期の目標を伝えた翌週から、遅刻や欠勤がぽつぽつ出てきた」
多くの会社で、10月は下期のスタートです。上期の振り返りに、新しい目標の設定、異動や組織変更。人も仕事も一度に入れ替わる時期です。
人事から見ると、上期に成果を出した社員ほど、下期も期待したくなります。けれど実際には、頑張った人ほど、この時期に失速しやすいものです。
しかも、この失速は本人も理由をうまく説明できません。「気持ちの問題だ」と自分を責め、相談しないまま年末の繁忙期に入ってしまうこともあります。
本記事では、この時期の失速を「折り返し疲れ」と名づけました。その仕組みと、下期の入り方を整えるための工夫を紹介します。
なぜ下期に失速するのか?マラソンの「折り返し地点」で考える
1年をマラソンにたとえると、10月はちょうど折り返し地点です。
前半を全力で走った選手は、折り返しで足が重くなります。気持ちは前に進みたいのに、体に残った力が追いついていない状態です。
東洋医学では、人の元気を「水筒の水」のようなものと考えます。毎日の食事と睡眠で少しずつ補い、仕事や緊張で少しずつ使っていきます。
上期に踏ん張った人は、水筒の水がかなり減っています。そこへ新しい目標という「上り坂」が現れます。今年は長い夏の疲れも、まだ体に残っています。
水が足りないまま上り坂に入ると、体は自然とペースを落とします。これが「やる気がない」と誤解されやすい失速の正体です。
また、目標や人間関係が変わると、人は知らないうちに気を張ります。
気を張り続けると眠りが浅くなり、胃腸の調子も落ちやすくなります。水を補う力まで弱ってしまうのです。
【比較表】一時的な疲れと「折り返し疲れ」の違い
現場の上司や人事の方が、日々の様子から気づけるよう表にまとめました。
| 項目 | 一時的な疲れ | 折り返し疲れ(注意したい状態) |
| きっかけ | 繁忙期の数日間 | 上期の頑張り+下期の新目標・異動 |
| 休日のあと | 週明けには元に戻る | 週明けのほうがつらそうに見える |
| 仕事ぶり | 忙しいが、手は動いている | 手が止まる時間が増え、ミスが目立つ |
| 口ぐせ | 「忙しいけど大丈夫です」 | 「目標、正直きついです」「最近眠れなくて」 |
| 周りの見え方 | 頑張っている | やる気が落ちたように見える |
企業ができる対策:下期の「入り方」を整える3つの工夫
折り返し疲れは、下期の入り方を少し変えるだけでも和らげられます。人事が主導しやすい工夫を3つ挙げます。
① 下期の目標は「段階的に」渡す
10月1日に後半の目標を一度に渡すと、それだけで重く感じる社員もいます。最初の1か月は助走期間として、目標を段階的に上げるやり方も検討してみてください。
たとえば10月は引き継ぎと準備にあて、11月から本来の目標へ加速する、といった形です。
上期の頑張りを言葉で認めてから下期の話に入るだけでも、受け止め方は変わります。
② 評価面談と「体調の話」を分ける
評価面談の場で体調をたずねても、評価が気になって本音は出にくいものです。体調の確認は、評価とは別の短い1on1で行うのがおすすめです。
話を聞く上司自身も疲れている時期です。負担が偏らないよう、人事が面談の段取りを手伝うのも一つの方法です。
③ 異動・組織変更のあとは「1か月」見守る
新しい部署に移った社員は、仕事を覚えるだけで精一杯です。異動後1か月は、欠勤や遅刻の変化を人事がそっと見ておくと、早めに手を打てます。
上期の成績が良かった人ほど「期待に応えなければ」と無理をしがちです。周りから見えにくいぶん、人事からの一言が支えになります。
心配な変化が続くときは、産業医や保健師に早めに相談してもらえるよう、ひと声かけておきます。
関連記事:突然の休職ドミノを防ぐ!疲弊する「プレイングマネージャー」の隠れ疲労サイン
東洋心美ならこうする:下期の立ち上がりを2段構えで支える
東洋心美では、「病院に行くほどではないけれど、つらい」という時期の社員を、2つの段階で支えます。
入口:職場に置く漢方の常備箱
給湯室や休憩スペースに、健康食品の漢方(薬膳茶・なつめなど)を常備します。社員の誰もが、好きなときに使えます。
目標に追われる時期こそ、手を止めて温かいお茶を一杯。水筒の水を少しずつ補う習慣を、職場の中に作るイメージです。
本命:希望者が使う漢方相談窓口
「眠りが浅い日が続く」「胃の調子が戻らない」など、つらさが続く方は薬剤師に相談できます。
相談先は2か所。店舗で向き合う太陽堂と、スマホのLINEでやりとりする嶺耀堂(れいようどう)から選べます。
全社員が使える漢方相談窓口です。実際に使うのは希望する方だけ。異動したばかりの社員も、上期を走り切った管理職も、同じ窓口を使えます。
費用は月30,000円〜が目安で、初回は20%割引でご利用いただけます。御社の人数や導入の時期に合わせて、無理のないプランをご提案します。
よくある質問(FAQ)
下期の目標をゆるめると、業績に響きませんか?
目標そのものを下げる必要はありません。最初の1か月の上げ方をゆるやかにするだけです。
途中で休職者が出たときの穴埋めの負担と比べると、助走期間を設けるほうが結果的に1年を走り切りやすいと考えられます。
異動や組織変更の時期に合わせて導入できますか?
はい、ご相談いただけます。環境が大きく変わる時期は、体調を崩す方が出やすいタイミングでもあります。
導入の時期や社内への案内のしかたは、御社の予定に合わせてご提案します。
社長には、どう説明すればよいでしょうか?
「健康診断と同じで、窓口は全員に開き、使うのは必要な人だけ」と伝えると、全員分の費用がかかるという誤解を防げます。
説明に使える無料のサービス紹介資料もご用意しています。下のお問い合わせ、またはLINEからご請求ください。
まとめ:折り返し地点で「水」を補える会社に
下期の失速は、上期に頑張った証拠でもあります。
失速した社員を責めるより、折り返し地点で水を補える仕組みを用意するほうが、1年を走り切れるチームになります。
目標の渡し方、面談の分け方、異動後の見守り。この3つに、全社員が使える相談窓口を組み合わせることをおすすめします。
まずは、お気軽に資料請求・無料相談をご利用ください。
お問い合わせ
「まずは特定の部署だけで試したい」
「休職者が多いので太陽堂メインで導入したい」
など、御社の現状やご予算に合わせた最適なプランをご提案いたします。
詳しい料金体系や導入フローについては、お気軽にお問い合わせ、またはLINEに登録して頂き
「無料のサービス紹介資料をダウンロード」してご確認ください。
林 泰太郎(漢方薬局 太陽堂 薬局長 / 薬剤師)


【休職危機を救う、根本改善のプロフェッショナル】
経歴・実績: 2015年に『漢方薬局 太陽堂』を開局。伝統漢方研究会にて多数の学術発表(2015〜2025年)。
開局10年を迎えた太陽堂は今も1ヶ月の平均来局数は900名を超え、お客様にご愛顧いただいている太陽堂の漢方薬剤師です。
企業様へのメッセージ: 調剤薬局勤務時代に「西洋の薬だけでは治療が難しい病気の壁」に直面した経験から、「働く人が抱える深い悩みや慢性不調を根本から治し、笑顔を取り戻したい」と漢方を追求してきました。
メンタル不調や原因不明の体調不良など、休職リスクのある重度のお悩みに対して、確かな実績と高度な専門知識でスムーズな職場復帰と離職防止を牽引します。
武田 隆芳(嶺耀堂 監修 / 薬剤師・元人事部長)

経歴・実績: 病院で4年、調剤薬局で8年勤務。西洋・東洋医学の両方に精通。企業と学生を繋ぐ「やくフェス(100名規模)」を随時主催。
企業様へのメッセージ: 私の最大の特徴は、薬剤師でありながら「人事部長」の経験を持つことです。
企業側が抱える「人材定着・健康経営の課題」と、従業員側の「会社には言い出せない心身の不調」の両方を深く理解しています。
多忙なビジネスパーソンやリモートワークの社員様でも気軽に相談できるオンライン漢方相談を通じて、組織と従業員を繋ぐ懸け橋となります。









