【人事向け】寒暖差の欠勤は「体の空調疲れ」|福利厚生で備える

【この記事の要点】

  • 10月から11月は、朝晩と日中の気温差が大きく、季節の変わり目の欠勤や午前休が増えやすい時期です
  • 体の温度を調整する働きが休みなく切り替えを続けて疲れる状態を、本記事では「体の空調疲れ」と呼びます
  • 会社の打ち手は「職場の温度ムラの見直し」「気温差の大きい日の段取り」「福利厚生での相談先」の3つです
  • 東洋心美では、休憩スペースに置く漢方の常備箱を入口に、全社員向けの漢方相談窓口を本命として用意しています(月30,000円〜)

「急に冷え込んだ週明けに、欠勤の連絡が何件も続いた」
「熱はないけれど、だるくて今日は休みます、という連絡が増えた」

秋が深まるこの時期、人事や総務の方からよく聞く声です。

朝は上着が必要なのに、昼は汗ばむほど暑い。オフィスの中でも、窓ぎわは寒く、会議室は暑い。1日の中で何度も「暑い」と「寒い」を行き来するのが、10月から11月の職場です。

一人ひとりの休みは1日か半日です。けれど、同じ週に何人も重なると、チームの予定は大きく崩れます。

本記事では、この寒暖差による不調を「体の空調疲れ」と名づけ、人事の立場で打てる手を、福利厚生の使い方も含めてまとめます。

目次

なぜ寒暖差で休む社員が増えるのか?「体の中のエアコン」で考える

私たちの体には、暑ければ汗をかき、寒ければ熱を逃がさないようにする仕組みがあります。いわば体の中のエアコンです。

この切り替えを受け持っているのが、自律神経(体の働きを自動で調整する神経)です。

オフィスのエアコンを想像してください。朝は暖房、昼は冷房、夕方にまた暖房。1日に何度も切り替えると、機械には大きな負担がかかります。

体も同じです。気温差の大きい日が続くと、体の中のエアコンは休む間もなく動き続けます。

東洋医学では、体の表面を守り、温度の変化に合わせる力も「気(き)」の働きと考えます。気は、体を動かす電気のようなものです。

切り替えに電気を使いすぎると、ほかに回す分が足りなくなります。その結果、だるさ、頭の重さ、肩こり、寝つきの悪さなどが出やすくなるのです。

大切なのは、本人の気の持ちようではなく、環境と体の調整の問題だという点です。職場の環境が関わる以上、会社にもできることがあります。

【比較表】風邪による欠勤と「体の空調疲れ」の違い

勤怠の記録や、欠勤の連絡の内容から気づくきっかけになるよう、表にまとめました。

項目風邪による欠勤体の空調疲れ(寒暖差の不調)
起きやすい日周りで流行しているとき急に冷え込んだ日や、その週明け
本人の伝え方「熱があります」「のどが痛いです」「なんとなくだるい」「頭が重い」
休み方数日休んで回復する半日休や遅刻が、季節の変わり目に重なる
出社しているとき見るからにつらそう見た目は普通でも、集中が続かない
職場との関係環境との関わりは小さい席の位置や空調の設定で差が出やすい

企業ができる対策:寒暖差の欠勤を減らす3つの手

体の空調疲れは、職場の環境と働き方で軽くできる部分があります。今月から取り入れられる工夫を3つ挙げます。

① 職場の「温度のムラ」を見直す

同じフロアでも、窓ぎわ、出入口の近く、空調の吹き出し口の下では、体感の温度がかなり違います。

季節の変わり目には、空調の設定を「夏のまま」「冬の先取り」にしないことが大切です。

重ね着やひざ掛けを自由にする、寒い席の人が総務に一言伝えやすくする。お金をかけずに始められる見直しです。

② 気温差の大きい日を「予報」として段取りに入れる

天気予報で前の日より大きく冷え込むと分かっている日は、欠勤や遅刻が出やすい日です。

そうした日は、大事な会議を朝いちばんに入れない、時差出勤や在宅勤務を使いやすくするなど、前もって段取りを変えておけます。

欠勤が出てから慌てるのではなく、出そうな日を先に読んでおく。これだけでも、チームの混乱はかなり小さくなります。

③ 福利厚生で「季節の不調」の相談先をつくる

毎年この時期になると調子を崩す社員は、職場に一定数いるものです。本人も「毎年のことだから」と、あきらめていることが少なくありません。

そこで、季節の変わり目の不調を気軽に相談できる社外の窓口を、福利厚生として用意しておく方法があります。

ポイントは、健康診断のように全員へ同じ機会を用意することです。利用するかどうかを本人に任せれば、一部の社員だけの優遇にはなりません。

寒暖差と自律神経の関係は、グループの漢方薬局が、社員の方も読める形で解説しています。

参考:秋の寒暖差と自律神経について(漢方薬局 太陽堂)

東洋心美ならこうする:「体の空調疲れ」を2段構えで支える

法人向け福利厚生「東洋心美」(運営:太陽堂漢方株式会社)では、季節の変わり目の不調を、軽いうちと長引いたときの2段階で受け止めます。

入口:休憩スペースに置く漢方の常備箱

給湯室や休憩コーナーに、健康食品として取り入れられる薬膳茶・なつめなどを用意します。手に取れるのは全社員です。

冷え込んだ朝に、温かい一杯で体をゆるめる。休憩のたびに、体の中のエアコンをひと休みさせるイメージです。

本命:全社員が使える漢方相談窓口

毎年この時期に調子を崩す方や、だるさが長引く方は、薬剤師に直接相談できます。

対面なら太陽堂の店舗、スマホで完結させたいなら嶺耀堂(れいようどう)のLINE相談と、相談の方法を選べます。在宅勤務や地方拠点の社員も使えるのが特長です。

全社員が使える漢方相談窓口です。実際に使うのは希望する方だけ。社員一人ひとりに枠を割り当てる仕組みではありません。

費用は月30,000円〜が目安で、初めて導入される会社には20%割引があります。社員数やオフィスの状況をうかがったうえで、形をご提案します。

関連記事:9月の不調が長引いている場合はこちら

よくある質問(FAQ)

寒暖差くらいで休むのは、甘えではないですか?

気温の変化に体を合わせる働きには、人によって得意・不得意があります。同じ職場でも、平気な人とつらい人がいるのはそのためです。

「甘え」と受け止めると、本人は無理に出社して、出社しているのに力が出ない状態が長引きがちです。早めに休める雰囲気のほうが、結果的にチームの損失は小さくなります。

在宅勤務の社員にも使えますか?

はい。相談窓口のうち、嶺耀堂はLINEで相談が完結するため、在宅勤務の方や、店舗から遠い拠点の方も使えます。

オフィスに来る人だけが得をする制度にならないよう、働く場所に関係なく同じ機会を用意できます。

季節の不調のために、全社員分の費用がかかるのですか?

かかりません。窓口は全員に開いておき、実際に相談するのは希望者だけです。目安は月30,000円〜で、社員数やご予算に合わせてプランを組みます。

経理上の扱いについては、御社の税理士さんにも念のためご確認ください。

まとめ:寒暖差の欠勤は「読める穴」

季節の変わり目の欠勤は、気のゆるみではありません。体の中のエアコンが、休みなく切り替えを続けて疲れている状態です。

そして、寒暖差は天気予報で先に分かります。いつ起きるか読める穴だからこそ、会社が先回りできます。

温度のムラの見直し、気温差の大きい日の段取り、さらに全社員が使える相談先。この3つで、冬に向けた職場の備えが整います。

まずは、お気軽に資料請求・無料相談をご利用ください。

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「まずは特定の部署だけで試したい」
「休職者が多いので太陽堂メインで導入したい」

など、御社の現状やご予算に合わせた最適なプランをご提案いたします。

詳しい料金体系や導入フローについては、お気軽にお問い合わせ、またはLINEに登録して頂き
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前原 信太郎(薬剤師)

【西洋と東洋のハイブリッド視点で、原因不明の疲労を解決】

経歴・実績: 調剤薬局で6年間勤務。伝統漢方研究会にて複数回の学術発表(2017年・2021年・2025年)。

企業様へのメッセージ: 調剤薬局での経験から西洋薬の知識にも精通しており、現在病院のお薬を服用中の従業員様でも安心してご相談いただけます。

西洋医学だけではカバーしきれない「検査では異常がないけれど、なんとなくダルい・疲れる」といったプレゼンティーズム(生産性低下)の要因に対し、治療の選択肢を広げ、多角的な視点からアプローチします。

林 泰太郎(漢方薬局 太陽堂 薬局長 / 薬剤師)

【休職危機を救う、根本改善のプロフェッショナル】

経歴・実績: 2015年に『漢方薬局 太陽堂』を開局。伝統漢方研究会にて多数の学術発表(2015〜2025年)。

開局10年を迎えた太陽堂は今も1ヶ月の平均来局数は900名を超え、お客様にご愛顧いただいている太陽堂の漢方薬剤師です。

企業様へのメッセージ: 調剤薬局勤務時代に「西洋の薬だけでは治療が難しい病気の壁」に直面した経験から、「働く人が抱える深い悩みや慢性不調を根本から治し、笑顔を取り戻したい」と漢方を追求してきました。

メンタル不調や原因不明の体調不良など、休職リスクのある重度のお悩みに対して、確かな実績と高度な専門知識でスムーズな職場復帰と離職防止を牽引します。

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