【人事向け】冬の「欠勤リレー」を秋のうちに止める方法

【この記事の要点】

  • 冬の職場では、1人の欠勤の穴埋めで無理をした人が次に倒れる「欠勤リレー」が起きやすくなります
  • リレーを止めるカギは、流行が始まる前の秋のうちに、職場の仕組みと社員の体調を整えておくことです
  • 会社の打ち手は「休めるルール」「冬前の職場環境づくり」「福利厚生での相談先」の3つです
  • 東洋心美は、職場に置く漢方の常備箱(入口)と、全社員向けの漢方相談窓口(本命)でお手伝いします。費用の目安は月30,000円〜です

「1人が風邪で休んだと思ったら、翌週には隣の席の人も休んでいた」
「穴埋めをがんばってくれた人が、年末に体調を崩してしまった」

毎年冬になると、こんな経験をする人事や総務の方は多いのではないでしょうか。

冬の欠勤は、1人で終わらないのが厄介なところです。休んだ人の仕事を誰かが引き受け、その人が無理をして次に倒れる。バトンを渡すように、欠勤が続いていきます。

年末の繁忙期と重なると、チームの力が一気に落ちることもあります。

本記事では、これを「欠勤リレー」と呼びます。流行が始まる前の今、人事が準備しておけることを、福利厚生の活用も含めて順に見ていきます。

目次

なぜ冬の欠勤は連鎖するのか?「家の雨戸」で考える

欠勤リレーには、2つの流れが重なっています。

1つは、風邪などが職場の中で広がる流れです。もう1つは、穴埋めで疲れた人の体調が崩れる流れです。見落とされやすいのは、後者です。

東洋医学では、体の表面には外からの寒さなどを防ぐ「家の雨戸」のような働きがあると考えます。この働きも「気(き)」、つまり体を動かす元気の一部です。

よく眠り、よく食べていれば、雨戸はしっかり閉まっています。ところが、残業や寝不足、冷えが続くと、雨戸を閉める力が弱くなると考えるのです。

穴埋めで忙しい人ほど、睡眠や食事が後回しになります。雨戸が半分開いたまま、冬の北風を受けている状態です。

つまり欠勤リレーは、個人の体の弱さではなく、仕事の偏りから生まれる面があります。だからこそ、会社の仕組みで止められる部分があるのです。

【比較表】欠勤リレーが起きやすい職場・起きにくい職場

自社がどちらに近いか、冬の前に確かめる目安として表にまとめました。

項目起きやすい職場起きにくい職場
体調が悪い日多少つらくても出社するのが当たり前早めに休む・在宅に切り替えるのが当たり前
仕事の持ち方その人しか分からない仕事が多い手順が共有され、引き継ぎやすい
穴埋めの仕方近くの席の人がそのまま背負うチームで分け、期限を見直す
冬前の準備流行してから慌てて対策する秋のうちに環境と体調を整えておく
体調の相談先特に決まっていない社内外の相談先が全員に知られている

企業ができる対策:欠勤リレーを秋のうちに止める3つの手

冬の欠勤をゼロにすることはできません。けれど、1人の欠勤を「リレー」にしないことはできます。秋のうちに手を打てることを3つにしぼりました。

① 「体調が悪い日は休む」をルールと言葉で示す

無理をして出社すると、本人の回復が遅れるうえ、周りにうつしてしまうこともあります。

「熱がなくても、つらければ休んでよい」「在宅勤務に切り替えてよい」と、冬が来る前に全員へ伝えておくことが大切です。

あわせて、休んだ人の仕事をチームでどう分けるかも決めておきます。穴埋めを1人に背負わせないことが、リレーを止めるいちばんの近道です。

② 冬前に職場の環境を整える

冬のオフィスは、暖房で空気が乾きがちです。加湿器や換気のルール、手洗い・消毒の場所を、秋のうちに見直しておきましょう。

インフルエンザの予防接種の費用を会社が補助する、就業時間中に受けに行けるようにする。そんな取り組みもあります。

受けやすい環境をつくるのは、会社にしかできない打ち手です。

③ 福利厚生で「ひきやすい・長引く」社員の相談先をつくる

毎年冬に何度も体調を崩す人や、風邪のあとに咳やだるさが長引く人がいます。「自分は冬に弱いから」と、本人が半分あきらめているケースもよくあります。

こうした社員のために、冬に向けて体調を整える相談ができる社外の窓口を、福利厚生に加えておくのも一つの手です。

制度にするときは、対象を全社員にしておくことが大切です。利用は希望者だけにすれば、「あの人だけ」という不公平感も生まれません。

風邪をひきやすい体質の考え方は、グループの漢方薬局のコラムで、社員の方向けに紹介しています。

参考:風邪をひきやすい・治りにくい体質について(漢方薬局 太陽堂)

東洋心美ならこうする:冬前の2段構えでリレーを止める

東洋心美は、太陽堂漢方株式会社が法人向けに提供している福利厚生サービスです。冬を迎える前の体調づくりに、2つの段階で関わります。

入口:給湯室に置ける漢方の常備箱

置くのは、薬膳茶やなつめなど、食品として気軽に口にできる漢方の素材です。どの部署の社員も自由に使えます。

乾いた空気の中で、温かい一杯をこまめに飲む。冷たい飲み物を温かいお茶に置きかえるだけでも、冬の職場の過ごし方が変わります。

本命:全社員が使える漢方相談窓口

冬のたびに寝込みがちな方や、すっきりしない不調を抱えた方は、薬剤師と1対1で話せます。相談先は、対面の太陽堂と、LINEでやりとりできる嶺耀堂(れいようどう)の2つです。

実際に、風邪のあとに咳だけが続いていたテレアポ担当の社員が、漢方相談を続けて3か月ほどで咳が止まり、電話業務に戻れたという事例があります。体の変化には個人差があります。

実際の導入事例はこちら:長引く咳で電話業務に支障が出ていたケース

全社員が使える漢方相談窓口です。実際に使うのは希望する方だけ。一人ずつに予算を割り振る形ではありません。

費用の目安は月30,000円〜。初めての導入なら20%割引で始められます。冬前の今から始めると、繁忙期に間に合う形でご提案できます。

よくある質問(FAQ)

漢方を取り入れれば、冬に風邪をひかなくなりますか?

そうしたお約束はできません。予防接種や手洗い、換気など、基本の対策がまず先です。

漢方相談窓口は、冷えや寝不足など、体調の土台を整えたい方のための相談先です。熱や強い症状があるときは、医療機関を受診してください。

穴埋めをしている社員を、どう支えればよいですか?

まずは、仕事の期限や優先順位を上司と一緒に見直すことです。「全部やらなくてよい」と伝えるだけでも、負担は軽くなります。

そのうえで、穴埋めをした人こそ相談窓口を使ってよいと伝えておくと、次の欠勤を防ぐ助けになります。

冬に向けて導入すると、全社員分の費用がかかりますか?

人数分を掛け算する形ではありません。窓口は全社員に開き、実際に使うのは希望する方だけです。目安は月30,000円〜で、季節を問わず使えます。

福利厚生費に計上できるかどうかの細かな点は、顧問の税理士さんにお尋ねください。

まとめ:欠勤リレーは「秋のうち」に止める

冬の欠勤は、1人で終わらずに続いていくことがあります。その原因は、うつる流れだけでなく、穴埋めの偏りにもあります。

休めるルール、冬前の環境づくり、そして全社員が使える相談先。どれも、流行が始まる前の今だからこそ準備できるものです。

バトンが渡る前に、仕組みで受け止める。それが、年末の繁忙期を乗り切る職場の備えです。

まずは、お気軽に資料請求・無料相談をご利用ください。

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林 泰太郎(漢方薬局 太陽堂 薬局長 / 薬剤師)

【休職危機を救う、根本改善のプロフェッショナル】

経歴・実績: 2015年に『漢方薬局 太陽堂』を開局。伝統漢方研究会にて多数の学術発表(2015〜2025年)。

開局10年を迎えた太陽堂は今も1ヶ月の平均来局数は900名を超え、お客様にご愛顧いただいている太陽堂の漢方薬剤師です。

企業様へのメッセージ: 調剤薬局勤務時代に「西洋の薬だけでは治療が難しい病気の壁」に直面した経験から、「働く人が抱える深い悩みや慢性不調を根本から治し、笑顔を取り戻したい」と漢方を追求してきました。

メンタル不調や原因不明の体調不良など、休職リスクのある重度のお悩みに対して、確かな実績と高度な専門知識でスムーズな職場復帰と離職防止を牽引します。

前原 信太郎(薬剤師)

【西洋と東洋のハイブリッド視点で、原因不明の疲労を解決】

経歴・実績: 調剤薬局で6年間勤務。伝統漢方研究会にて複数回の学術発表(2017年・2021年・2025年)。

企業様へのメッセージ: 調剤薬局での経験から西洋薬の知識にも精通しており、現在病院のお薬を服用中の従業員様でも安心してご相談いただけます。

西洋医学だけではカバーしきれない「検査では異常がないけれど、なんとなくダルい・疲れる」といったプレゼンティーズム(生産性低下)の要因に対し、治療の選択肢を広げ、多角的な視点からアプローチします。

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