【人事向け】秋バテは「夏のツケ払い」|職場でできる対策

【この記事の要点】

  • 9月に増える「だるい」「食欲がない」は、夏の疲れがあとから出る「秋バテ」のことが多い
  • 東洋医学では、夏に冷えた胃腸と汗で使った元気の“ツケ”が、秋に回ってくると考えます
  • 会社ができるのは「休み方」「冷え対策」「声かけ」の3つ。どれも今日から始められます
  • 東洋心美では、オフィスの常備箱(入口)と漢方相談窓口(本命)の2段構えでお手伝いします

「夏休みが明けたのに、チームの動きがどうも重い」
「9月に入ってから、午前休や当日欠勤の連絡が増えた」

人事や総務のご担当者から、この時期によく聞く声です。暑さのピークは過ぎたのに、なぜか社員の元気が戻ってきません。

本人に聞いても「なんとなくだるくて」と、はっきりした理由は出てきません。病院に行くほどではないので、そのまま出社を続けます。

こうした状態は、一般に「秋バテ」と呼ばれます。夏バテのように分かりやすくないぶん、職場では「気のゆるみ」と見なされがちです。

しかし放っておくと、出社していても力が出ない状態(プレゼンティーズム)が長引き、10月以降の繁忙期に響きます。

本記事では、秋バテの仕組みと、人事が今日から打てる手をまとめます。

目次

なぜ9月に社員がバテるのか?「夏のツケ払い」という考え方

秋バテを理解する近道は、「夏に借りた疲れを、秋に返している」と考えることです。私たちはこれを「夏のツケ払い」と呼んでいます。

東洋医学では、胃腸を体の中の「かまど」にたとえます。食べたものを燃やして、毎日の元気に変える場所です。

夏のあいだ、冷たい飲み物やアイス、冷房の効いた部屋で過ごす時間が続くと、このかまどの火が弱くなります。火が弱いと、食べても元気に変えられません。

さらに夏は、汗と一緒に体力も外へ出ていきます。暑さの中で踏ん張るぶん、元気の貯金を少しずつ取り崩している状態です。

そして9月。朝晩と日中の気温差が大きくなり、体は温度の調整に追われます。

貯金が減ったところに新しい出費が重なるため、だるさや食欲の低下としてツケが表に出てくるのです。

つまり秋バテは、気合いの問題ではなく、夏からの「積み残し」の問題です。ここを押さえると、会社として打てる手が見えてきます。

【比較表】夏バテと秋バテの違い

人事の方が日頃の様子から見分けられるよう、違いを表にまとめました。

項目夏バテ(7〜8月)秋バテ(9〜10月)
起きる時期暑さのピークのさなか暑さが落ち着いたあと
本人の自覚「暑さでバテた」と気づきやすい「理由は分からないが、だるい」
周りの見え方仕方ないと理解されやすい気のゆるみと誤解されやすい
出やすいサイン食欲がない、ぐったりする朝がつらい、胃がもたれる、寝つきが悪い
職場への影響一時的な欠勤午前休の増加や集中力の低下が長引く

企業ができる対策:秋バテを「個人の問題」にしない3つの工夫

秋バテは、本人の努力だけでは抜けにくい不調です。会社として取り入れやすい対策を3つ紹介します。

① 9月は「休み方」を先に決めておく

夏休み明けは、仕事が一気に動き出す時期です。9月のうちに有給休暇を取りやすい日をチームで決めておくと、疲れをため込む前に休めます。

時差出勤やリモートワークがある会社なら、朝がつらい時期だけ柔軟に使ってよいと周知するのも一つの方法です。

② オフィスの「冷え」を見直す

9月になっても、夏と同じ冷房の設定のままという職場は少なくありません。冷房の温度やひざ掛け、温かい飲み物の用意だけでも、かまどの火を守る助けになります。

自販機や給湯室の飲み物が冷たいものばかりなら、温かいお茶を加えるのもおすすめです。

③ 面談で「体調」を一言たずねる

上期の振り返り面談が多い時期です。業務の話の前に、「最近、朝はつらくないですか」と体調を一言たずねるだけで、本人が不調を話しやすくなります。

気になる様子があれば、産業医や保健師など社内の相談先につなぐ流れも確認しておきましょう。

関連記事:出社しているのに成果が出ない?「プレゼンティーズム」の根本対策

東洋心美ならこうする:常備箱と相談窓口の2段構え

東洋心美は、太陽堂漢方株式会社が運営する法人向けの福利厚生サービスです。秋バテのような「病院に行くほどではない不調」に、2段構えでお手伝いします。

入口:オフィスに置く漢方の常備箱

休憩スペースに、薬膳茶やなつめなど、健康食品として取り入れられる漢方素材を置いておきます。全社員が自由に手に取れます。

冷たい飲み物の代わりに、温かい薬膳茶を一杯。夏に弱ったかまどを、毎日の休憩で少しずつ温めるイメージです。

本命:全社員が使える漢方相談窓口

だるさが長引く方や、食欲・睡眠まで崩れている方は、薬剤師に直接相談できます。

窓口は、店舗で相談できる太陽堂と、LINEで完結する嶺耀堂(れいようどう)の2つです。

全社員が使える漢方相談窓口です。実際に使うのは希望する方だけなので、健康診断と同じように「機会は全員に、利用は必要な人に」という形で導入できます。

費用の目安は月30,000円〜で、初回は20%割引があります。社員数やご予算に合わせてプランをご提案しますので、社内説明用の資料もお気軽にご請求ください。

よくある質問(FAQ)

秋バテくらいで、会社が対策をする必要はありますか?

秋バテは一時的な不調に見えますが、午前休や集中力の低下が重なると、チーム全体の生産性に響きます。

大きな制度を作る必要はありません。まずは冷房の見直しや面談での声かけなど、費用のかからない対策から始めるのがおすすめです。

秋バテと、メンタル不調はどう見分ければよいですか?

人事の方が見分ける必要はありません。見分けようとするより、つなぐ先を決めておくほうが大切です。

気分の落ち込みが長く続く、眠れない日が続くといった様子があれば、まずは産業医や医療機関への相談をすすめてください。

全社員分の費用がかかるのですか?

いいえ、全社員に同じ金額を配る形ではありません。窓口は全員に開かれていて、実際に相談するのは希望する方だけです。

費用の目安は月30,000円〜です。福利厚生費として扱う場合の細かな条件は、顧問の税理士の方にもあわせてご確認ください。

まとめ:秋バテは「夏のツケ」を早めに返せば軽くすむ

秋バテは、夏のあいだに積み残した疲れが、涼しくなってから表に出てくる不調です。

「気のゆるみ」ではなく「夏のツケ払い」と捉えると、責めるより支える対応ができます。

休み方・冷え・声かけの3つは、どれも今日から始められます。そのうえで、つらさが続く社員の受け皿として漢方相談窓口を用意しておくと安心です。

まずは、お気軽に資料請求・無料相談をご利用ください。

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「まずは特定の部署だけで試したい」
「休職者が多いので太陽堂メインで導入したい」

など、御社の現状やご予算に合わせた最適なプランをご提案いたします。

詳しい料金体系や導入フローについては、お気軽にお問い合わせ、またはLINEに登録して頂き
「無料のサービス紹介資料をダウンロード」してご確認ください。

前原 信太郎(薬剤師)

【西洋と東洋のハイブリッド視点で、原因不明の疲労を解決】

経歴・実績: 調剤薬局で6年間勤務。伝統漢方研究会にて複数回の学術発表(2017年・2021年・2025年)。

企業様へのメッセージ: 調剤薬局での経験から西洋薬の知識にも精通しており、現在病院のお薬を服用中の従業員様でも安心してご相談いただけます。

西洋医学だけではカバーしきれない「検査では異常がないけれど、なんとなくダルい・疲れる」といったプレゼンティーズム(生産性低下)の要因に対し、治療の選択肢を広げ、多角的な視点からアプローチします。

武田 隆芳(嶺耀堂 監修 / 薬剤師・元人事部長)

経歴・実績: 病院で4年、調剤薬局で8年勤務。西洋・東洋医学の両方に精通。企業と学生を繋ぐ「やくフェス(100名規模)」を随時主催

企業様へのメッセージ: 私の最大の特徴は、薬剤師でありながら「人事部長」の経験を持つことです。

企業側が抱える「人材定着・健康経営の課題」と、従業員側の「会社には言い出せない心身の不調」の両方を深く理解しています。

多忙なビジネスパーソンやリモートワークの社員様でも気軽に相談できるオンライン漢方相談を通じて、組織と従業員を繋ぐ懸け橋となります。

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