【人事向け】来期の福利厚生は「惰性更新」にしない|見直しの3軸

【この記事の要点】

  • 来期の福利厚生は、10〜12月の予算づくりで決まります。中身を見ずに前年と同じ内容で更新する「惰性更新」が、使われない制度を増やします
  • 見直しの軸は「全員に機会があるか」「手間なく使えるか」「困った人の出口があるか」の3つです
  • 人事の打ち手は「制度ごとに利用率を数える」「社員に困りごとを1問だけ聞く」「入口と出口の2段で組む」の3つです
  • 東洋心美なら、職場の漢方常備箱が全員の入口、漢方相談窓口が困った人の出口になります。費用は月30,000円〜が目安です

「来期の福利厚生、今年と同じで出しておいて」
「ジムの割引、誰が使っているのか実は分からない」

予算づくりの季節になると、人事の方からこんな声を聞きます。

福利厚生の見直しは、中身を見ずに前年と同じ内容を更新することが少なくありません。忙しい時期に、ゼロから考え直す余裕がないからです。

けれど、使われていない制度を更新し続けると、費用だけが毎年出ていき、社員の実感は増えない状態になります。

本記事では、この前年踏襲の更新を「惰性更新」と呼びます。来期に向けて短い時間で見直すための3つの軸を、人事の目線で整理しました。

目次

なぜ惰性更新になるのか?「冷蔵庫の奥」で考える

家の冷蔵庫を思い浮かべてみてください。手前には毎日使うものが並び、奥には買ったきり開けていない調味料が残っています。

福利厚生も同じです。導入した当初は注目されますが、使い方が難しいものや一部の人向けのものは、しだいに奥へ追いやられます。

東洋医学には「未病(みびょう)」という考え方があります。病気になる前の、なんとなく不調な段階のことです。

多くの社員が抱えているのは、この未病の段階の困りごとです。疲れが抜けない、肩が重い、眠りが浅い。

こうした悩みは、ジムの割引や保養所の優待では受け止めきれません。

つまり、惰性更新で残りやすいのは困りごとと合っていない制度です。社員が使わないのは関心が低いからではなく、出番がないからです。

来期の見直しは、制度を増やす作業ではありません。冷蔵庫の手前に、毎日使うものを置き直す作業です。

【比較表】惰性更新になる見直し・軸のある見直し

今年の予算づくりは、どちらの進め方に近いでしょうか。

項目惰性更新になる見直し軸のある見直し
決め方前年の一覧を、金額だけ見て更新する制度ごとに「使った人数」を一度数えている
対象一部の社員しか使えない制度が混ざっている全員に同じ機会がある形にそろえている
使いやすさ申請や予約など、使うまでの手続きが多い日常の中で、手間なく使える
困った人の出口健康診断の後は本人任せになっている不調を相談できる窓口まで用意している
社長への説明「例年どおりです」で終わる「誰が・何に・いくら使ったか」で話せる

企業ができる対策:惰性更新を防ぐ3つの手順

福利厚生の見直しに、大がかりな調査は要りません。3つの手順を11月中に回すだけで、来期の中身は変わります。

① 今年の利用率を、制度ごとに数える

まず、今ある制度を一覧にして、今年1年で使った人数を書き込みます。正確でなくて構いません。

使った人が1割を切る制度は、来期の候補から外すか、形を変える検討に入れます。これだけで、惰性更新の大半は防げます。

参考:使われない福利厚生が生まれる理由(東洋心美ブログ)

② 社員に「困りごと」を一言だけ聞く

満足度調査のような大きなアンケートは要りません。「体や仕事で、今いちばん困っていることは?」の1問で十分です。

回答には、疲れ・肩こり・眠れないといった体の困りごとが、思った以上に集まります。これが、来期の制度を選ぶ土台になります。

③ 「全員の入口」と「困った人の出口」の2段で組む

福利厚生は、健康診断と同じで全員に機会があることが前提です。そのうえで、不調が強い人が進める出口まで用意すると、制度が生きます。

入口は、誰でも毎日使えるもの。出口は、困った人が個別に相談できる窓口。この2段で組むと、「全員分は高い」という誤解も起きません。

東洋心美ならこうする:来期の福利厚生に組み込める2段構え

東洋心美は、漢方薬局を運営する太陽堂漢方株式会社の法人向け福利厚生サービスです。見直しの3軸に沿って、2つの段階で用意しています。

入口:全員が毎日使える漢方の常備箱

オフィスに、薬膳茶と漢方の素材でつくった健康食品の常備箱を置きます。申請も予約もなく、休憩のついでに手に取るだけで使えます。

在宅勤務の社員には自宅への置き配にも対応しているため、働き方による差が出ません。

本命:困った人が進める漢方相談窓口

疲れや痛みが続く人は、薬剤師に体質から相談できます。店舗で話す太陽堂と、LINEでやり取りする嶺耀堂(れいようどう)の2つの行き先があります。

女性社員が中心の職場で、月額20,000円の薬膳茶を休憩スペースに置いたところ、半年後には休憩時間の会話が自然と増えた事例があります。

社内のアンケートでは「会社が気遣ってくれて嬉しい」という声が集まったそうです。受け止め方は人それぞれです。

この導入事例を詳しく:薬膳茶で休憩時間の会話が増えた職場の話

全社員が使える漢方相談窓口です。実際に使うのは希望する方だけ。人数分の費用を積み上げる形ではないため、社員50人の会社でも予算に収まりやすい仕組みです。

費用は月30,000円〜。初めての導入には20%の割引があります。年内に決めておけば、4月の新年度から全員に案内できます。

よくある質問(FAQ)

福利厚生費として扱えますか?

一般に、全社員に機会がある制度は福利厚生費として扱いやすいとされています。一部の社員だけを対象にすると、給与として扱われる場合があります。

会社ごとに条件が異なりますので、最終的な扱いは顧問税理士にご確認ください。社内説明に使えるサービス紹介資料もご用意しています。

今の福利厚生を全部やめて、入れ替える必要がありますか?

ありません。使われている制度は残し、利用率の低い1つを入れ替えるだけでも十分です。

東洋心美は、まず特定の部署だけで試す形のご相談にも応じています。来期の様子を見て、全社に広げることもできます。

年度の途中からでも始められますか?

始められます。ただ、予算が決まったあとに追加するのは、社内の手続きが増えがちです。

10〜12月の予算づくりの段階で候補に入れておくと、4月から全員に案内でき、利用率も上がりやすくなります。

まとめ:来期の福利厚生は「使われる前提」で選ぶ

惰性更新は、怠けではなく忙しさから起きます。だからこそ、利用率を数える・1問だけ聞く・2段で組むという短い手順が役に立ちます。

全員に機会があり、手間なく使え、困った人の出口がある。この3軸で見直すと、社長への説明も「例年どおり」から変わります。

社員が「うちの福利厚生、ちゃんと使っている」と言える来期にしてみませんか。

資料請求・無料相談は随時受け付けています。来期の予算づくりの段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。

お問い合わせ

「まずは特定の部署だけで試したい」
「休職者が多いので太陽堂メインで導入したい」

など、御社の現状やご予算に合わせた最適なプランをご提案いたします。

詳しい料金体系や導入フローについては、お気軽にお問い合わせ、またはLINEに登録して頂き
「無料のサービス紹介資料をダウンロード」してご確認ください。

武田 隆芳(嶺耀堂 監修 / 薬剤師・元人事部長)

経歴・実績: 病院で4年、調剤薬局で8年勤務。西洋・東洋医学の両方に精通。企業と学生を繋ぐ「やくフェス(100名規模)」を随時主催。

企業様へのメッセージ: 私の最大の特徴は、薬剤師でありながら「人事部長」の経験を持つことです。

企業側が抱える「人材定着・健康経営の課題」と、従業員側の「会社には言い出せない心身の不調」の両方を深く理解しています。

多忙なビジネスパーソンやリモートワークの社員様でも気軽に相談できるオンライン漢方相談を通じて、組織と従業員を繋ぐ懸け橋となります。

林 泰太郎(漢方薬局 太陽堂 薬局長 / 薬剤師)

【休職危機を救う、根本改善のプロフェッショナル】

経歴・実績: 2015年に『漢方薬局 太陽堂』を開局。伝統漢方研究会にて多数の学術発表(2015〜2025年)。

開局10年を迎えた太陽堂は今も1ヶ月の平均来局数は900名を超え、お客様にご愛顧いただいている太陽堂の漢方薬剤師です。

企業様へのメッセージ: 調剤薬局勤務時代に「西洋の薬だけでは治療が難しい病気の壁」に直面した経験から、「働く人が抱える深い悩みや慢性不調を根本から治し、笑顔を取り戻したい」と漢方を追求してきました。

メンタル不調や原因不明の体調不良など、休職リスクのある重度のお悩みに対して、確かな実績と高度な専門知識でスムーズな職場復帰と離職防止を牽引します。

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